トマトで美肌!栄養素とおすすめの食べ方をご紹介

記事の監修

トマトは身体に良いとされていますが実際にその効果や栄養素をご存知ですか。
夏野菜の代表で真っ赤な色のトマトは食欲を誘いますよね。今回はそんなトマトの豊富な栄養素や効果、おすすめの食べ方をご紹介します。
トマトが苦手な人向けに、トマトの取り入れ方やトマト嫌いのために作られたトマトなどもご紹介します。
是非栄養たっぷりのトマトを取り入れて健康な食生活を始めてみましょう。

- 目次 -

  • トマトの効果は美肌だけじゃない!豊富な栄養素に注目!
    • リコピン|抗酸化作用
    • ビタミンC・E |美肌効果・抗酸化作用
    • カリウム|高血圧予防
    • 食物繊維|便秘防止
  • トマトのおすすめの食べ方
    • トマトの調理方法は?そのまま生or加熱調理?|目的に合わせて
      • 老化防止や高血圧予防には加熱調理|抗酸化作用を期待⇒リコピンを取り入れる
      • 美肌効果には生で|コラーゲン生成を期待⇒ビタミンCを取り入れたい
    • トマトのよい食べ合わせってなに?|納豆やオリーブオイル
    • ミニトマトやドライトマトも栄養豊富
  • トマトはいつ食べるのが正解なの?|タイミングと適正量
    • 朝トマト?夜トマト?ダイエットに最適なタイミング
    • トマトの食べ過ぎは大丈夫?毎日食べたらどうなる?適正量について
  • トマトはいつ食べるのが正解なの?|タイミングと適正量
    • トマトジュースも効果大!注意点も
    • トマトとは思えない!トマト苦手でも食べられるトマト「味トマト」
  • 栄養満点トマトを効果的に取り入れて身も心も綺麗にしよう

トマトの効果は美肌だけじゃない!豊富な栄養素に注目!

トマトは肌に良い!と言いますが、そのパワーはそれだけではありません!トマトの栄養素とその効果についてみていきましょう。

リコピン|抗酸化作用

リコピンはカルテノイドの一種です。トマトの真っ赤な色はこのリコピンによってできています。
リコピンには抗酸化作用があり、老化や肌荒れを進行させる活性酸素を抑える働きがあります。
そしてリコピンにはさらに多くの効果が期待できます。

  • 老化予防
  • 血糖値上昇を抑えるホルモン「インスリン」の働きを促進し、血糖値を下げる
  • 紫外線による酸化ストレスや炎症を抑える

ビタミンC・E |美肌効果・抗酸化作用

トマトにはビタミンも豊富で主にビタミンC・Eが多く含まれています。
ビタミンC:コラーゲンの生成に役立ち細胞を活性化、骨や歯、欠陥を丈夫にする
ビタミンE:抗酸化作用があり、ビタミンCと一緒に摂取するとより効率的に働く

カリウム|高血圧予防

夏野菜のトマトにはカリウムも多く含まれています。
カリウム:体内の余分な塩分排出され、高血圧の予防やむくみ防止になる

食物繊維|便秘防止

トマトの食物繊維は水溶性食物繊維ペクチンが含まれています。
ペクチン:ペクチンは水溶性の食物繊維です。コレステロールの吸収の抑制、血糖値上昇をゆるやかにする作用があり、発酵の影響を受け腸内環境改善、整腸作用が期待できます。

トマトのおすすめの食べ方

トマトは身近な野菜ですが、どう食べるのが栄養もしっかりと取り入れられるのでしょうか。

トマトの調理方法は?そのまま生or加熱調理?|目的に合わせて

トマトを食べるとき、生がいいのか、加熱した方がいいのか迷いますね。目的に合わせてみてみましょう。

老化防止や高血圧予防には加熱調理|抗酸化作用を期待⇒リコピンを取り入れる

トマトを加熱調理すると老化防止や高血圧予防に繋がります。トマトに含まれる抗酸化作用のあるリコピンは熱を加えることで細胞壁が崩れ吸収されやすくなります。そのため、リコピンを効率よく取り入れたい場合は加熱調理やトマトの加工品を利用すると良いでしょう。

美肌効果には生で|コラーゲン生成を期待⇒ビタミンCを取り入れたい

美肌効果が期待できるビタミンCは熱に弱い性質をもっています。この場合はトマトを生で食べることでビタミンをより多く吸収できます。サラダなどでビタミンCをたっぷり取り入れましょう。

トマトのよい食べ合わせってなに?|納豆やオリーブオイル

食べ物には組み合わせると身体に良い影響のある食べ合わせと悪い影響のある食べ合わせがあります。トマトにも良い、悪い食べ合わせがあります。

【おすすめの食べ合わせ】

  • トマト×ブロッコリー:前立腺がん、卵巣がんの予防
  • トマト×納豆:小腸活性化、疲労回復
  • トマト×オリーブオイル:リコピン吸収率アップ

他にもレモンやパセリ、カリフラワーなども一緒に取り入れると栄養素の相乗効果により高血圧予防が期待できます。

【NGな食べ合わせ】

  • トマト×きゅうり

きゅうりに含まれるアスコルビン酸オキシダーゼ(アスコルビン酸酸化酵素)はトマトのビタミンCの酸化を促進してしまいます。
アスコルビン酸オキシダーゼ(アスコルビン酸酸化酵素)は熱と酸に弱いため、一緒に食べるときは加熱するか、ドレッシングやお酢をかけて食べると良いでしょう。

ミニトマトやドライトマトも栄養豊富

トマトは同じトマトでも大きさや加工の仕方によってさらに栄養をとりやすくもなります。使う際は様々なトマトもみて使い方を検討してみましょう。

ミニトマト:トマトと比較するとビタミンCは2倍、βカロテン1.8倍、食物繊維、カリウムもトマトより豊富に含まれている

ドライトマト:栄養素が凝縮され、生の10〜15倍のリコピンが含まれる

トマトはいつ食べるのが正解なの?|タイミングと適正量

いつ食べるかによっても効果が変わります。取り入れる量にも注意しましょう。

朝トマト?夜トマト?ダイエットに最適なタイミング

トマトは朝に食べるのがおすすめです。
カゴメの研究によると、トマトのリコピンは朝の吸収率が高いことがわかっています。
また、夜に食べるとダイエットに繋がります。「夜トマトダイエット」という言葉も聞いたことがあるかもしれません。
寝る前にトマトを食べると睡眠中の成長ホルモンの働きを活性化を促進できます。肌の新陳代謝や筋肉の回復生成促進の働きがある成長ホルモンが活性化すると美肌効果、ダイエットに繋がるのです。

トマトの食べ過ぎは大丈夫?毎日食べたらどうなる?適正量について

何でも食べ過ぎはよくないと言われています。トマトにも適正量があります。
トマトに含まれるリコピンの1日の適正摂取量は15〜20mgとされ、大きめのトマト2個分、トマトジュースにすると150〜200mlです。 食べ過ぎると下記のような体調不良を起こしてしまうため、栄養豊富だからといって食べ過ぎには注意です。

トマトが苦手!そんなときどうする?!

トマトは日頃多く目にする身近な野菜ですが、だからこそ苦手な人も多いですね。トマトが苦手でも上手に取り入れる方法をご紹介します。

トマトジュースも効果大!注意点も

野菜のトマトが苦手な人は、トマトジュースで栄養をとりいれてはいかがでしょうか。
実は生のトマトと同じように、200ml飲むだけで1日のリコピンの適性摂取量がとれるのです。
そのままのトマトジュースもちょっと…。という方は、お料理に入れてみるのがおすすめ!ミネストローネなどのスープやカレーの隠し味などに使うとトマトを気にせず取り入れられます。
トマトジュースは糖分が多いものもあるので注意しましょう。また、身体の冷えや、カリウムの過剰摂取になるため多量の摂取は禁物です。

トマトとは思えない!トマト苦手でも食べられるトマト「味トマト」

高上商店では、トマト嫌いのためにトマト嫌いでも食べられるトマトを開発しました。
実はこの味トマト、テレビ出演をしておりトマト嫌いでも食べられると話題に!「ほこ×たて」では大のトマト嫌いを公言されている西岡徳馬さんが「おいしい!」と食べられる程、トマトではないくらいの甘さと香りが特徴です。

【味トマトの特徴】
フルーツのような甘さ
高上商店の「味トマト」は少ないストレスで育てた完熟しフルーツのような甘さをしっかりと出しています。水分を多く含み柔らかく少しかじるだけでジュワッと水分が溢れ出す!葉っぱが大きく湿度をあげずに風通しの良いところでつくられるため、フルーツのような食感を実現しています。
味トマトは香りが違う!
普通のトマトは青いまま出荷します。流通の途中で外側だけ赤くなり、中身は未熟なままスーパーに並びます。これがトマト独特の「青臭さ」に繋がるのです。
一方味トマトは旨味が強く柔らかい身が詰まっていて、枝にある状態で赤くなってから収穫します。そのためトマトの「青臭さ」はなく、誰でも食べられるトマトに仕上がるのです。

是非トマト嫌いの方はだまされたと思って一度試してみてはいかがでしょうか?

栄養満点トマトを効果的に取り入れて身も心も綺麗にしよう

トマトはリコピンが豊富に含まれており美肌効果が期待できるだけでなく、様々な効果があります。身近な野菜だからこそ、食べ方も工夫してしっかり栄養素を取り入れましょう。また、トマトが苦手…という方にはトマトジュースの活用もおすすめです。トマト嫌いのための味トマトも気になったら是非一度試してみてくださいね。
栄養満点の優秀野菜トマトを食生活にとりいれて、美味しく健康に過ごしましょう。

〈参考文献〉

管理栄養士おすすめ!食物繊維と発酵食品の上手な摂り方
https://ichijiku.co.jp/sommelier
トマトの食べ過ぎによる悪影響は?最悪死亡する?1日の適量とともに紹介!|ちそう
https://chisou-media.jp/posts/59
栄養がギュッ!ミニトマトのリコピンが効率良く取れる食べ方|緑のgoo
https://www.goo.ne.jp/green/column/tsuyaplus-226004.html